東南アジアから海外調達をする為のB2Bマッチングサイトのまとめ

海外調達と言えば開発や製品サンプルの評価から始まり、現地に赴いて工場を視察し、関係者と直にコミュニケーションを繰り返すと言うのが一連の流れです。

しかしながらその製品サンプルは、一体どの様にして探せば良いのでしょうか?
今までは国際展示会での発見、各国の貿易発展局や知人や関係者からの紹介が主流だったかもしれません。

激しい環境変化が起こるニューノーマルと言われている時代では、もっと非接触での海外調達を検討すべきなのではないでしょうか。
その様に考えると今後はインターネット上のB2Bマッチングサイトの活用が、海外調達の生命線となってくるかもしれません。

そこでこちらでは東南アジアからの海外調達に絞り、幾つかのB2Bマッチングサイトを紹介してみたいと思います。

オススメのB2Bマッチングサイト!

Alibaba(日本語サイト) https://japanese.alibaba.com/

引退してしまいましたが伝説のあのジャック・マー氏が創業した、時価総額40兆円以上と言われているアリババグループのマッチングサイトです。
中華系に絞られてしまいますが、十分過ぎる程の情報量が掲載されていますので面倒な人はこれ一択で良いかと思います!
サイトの作り込み、情報量も他の追随を許さないクオリティーです。

ロット数量毎に価格が表示され、サンプルはネット通販の様にクレジットカードで比較的簡単に買える様になっています。
世界各国からのバイヤーレビューも参考になりそうです。(ほとんど英語ですが。)

スマホ用のアプリもあるみたいですね。

HKTDC(英語サイト) https://sourcing.hktdc.com/

HKTDCとはHong Kong Trade Dvelopment Council、香港貿易発展局の略称です。
活動の一環として香港での様々な国際展示会の運営をしていますが、関連した会社名や製品名で検索出来るマッチングサイトがこちらです。

特に初回の貿易で気になるのはMOQ(Minimum Order Quantity)、発注に必要な最低数量です。
だからそれがズバリ表示されているのは取捨選択の際に有り難いかもしれません。

しかしながら " SMALL ORDERS " と言う括りで、サンプルなどのごく少量やMOQ以下の少量での価格の掲載も有りますので..結局はMOQ未満でも買えると言う事ですね。

展示会の出展履歴も見られますので、サイトで興味を持ったら、実際に展示会で確認すると言うのが本来であれば実用的な流れだと考えます。

global sources(英語サイト) https://www.globalsources.com/

こちらも香港ですがメディア関係の企業体で、HKTDC同様に香港を中心に様々な所で国際展示会を開催しています。
HKTDCの展示会は魅せるショー的な要素が強い様な気がしますが、global soucesの展示会は若干地味ですがマッチング率が高い様に感じています。

サイトも比較的シンプルで、機能としてはフレイト、保険、関税などを考慮した、ちょっとした原価計算が出来るのがほんのちょっとだけ便利かもしれません。

因みに下の目立たない所にリンクがありますが、Google翻訳機能で変換されたページのURLはこちらとなります。https://www.globalsources.com/#googtrans(en|ja)

Taiwantrade.com(日本語サイト) https://jp.taiwantrade.com/

台湾貿易発展局、TAITRAが運営するマッチングサイトです。
単純に情報を羅列させているだけでなく、商品毎の情報が豊富で、動画での紹介も有ります。
しかしながら価格記載が無いので..都度見積請求をしなければいけなさそうなのが悩ましい感じです。

トップページでは英語対応のみですが、チャットでリアルタイムコミュニケーションが可能です。

tradeKorea(英語サイト) https://www.tradekorea.com/

韓国国際貿易協会、KITA(Korea International Trade Association)が運営するマッチングサイトです。
やはりこちらでも韓国で行われる様々な国際展示会を開催しています。

比較的シンプルな内容ですが、HSコードが記載されているのは若干だけ便利かもしれません。

その他、抑えのサイト一覧

その他まだまだ存在はしているのですが、大抵の場合はここまでに紹介しているマッチングサイトだけで十分なのは間違い有りません。

しかしながら一応念の為に、抑えのマッチングサイトも名前とURLだけ紹介しておきます。

B2Bマッチングサイトのまとめと注意

それぞれのサイトを見てもらえればわかりますが、一つのサイトだけでも本当にお腹いっぱいになるほどの情報が掲載されています。
だから初めてであれば中華系に偏ってしまいますが、先ずは至れり尽くせりのAlibabaだけ見てもらえれば十分だと思います。

しかしながら貿易ビジネスは、言葉が通じてコミュニケーションが出来たらそれで終わりと言う訳にはいきません。

具体的に列挙すると、

 1.比較検討をしたとしても、それが果たして最良の製品なのか?
 2.何を以ってサンプルと同じ品質とするのか?(この程度の傷は不良なのか?使えれば良品なのか?)
 3.見積価格にはどこからどこまでが含まれていて、何が含まれていないのか?
 4.貿易などの手配はどうしたら良いのか、またそれらに関わる付帯コストはどれくらい発生するのか?
 5.国内物流(在庫/小口配送など)、流通加工(検品/ラベル貼りなど)は必要か?
 6.品質不良、納期遅延、輸入許可が下りない、知財抵触などの万一の際の保証をどの様に考えるのか?

これらを擦り合わせていかなければならない訳です。
それらを詰めていくとインターネットのみでのコミュニケーションでは不安になって然るべきだと考えます。

結論としてB2Bマッチングサイトはリアルでは有り得ないほどに可能性を広げてくれますので便利に使いこなすべきですが、やはりバーチャルならではの落とし穴には十分注意しなければならないのです。